ご注意: 4,5年前のコンテンツのため、一部内容が陳腐化しております。
■SeventhSky一問一答■
SS掲示板に書き込まれた、SSの世界観への質問と、
その回答をまとめたものです。
Cy.さんがSeventhSkyのキャラクター
ラピスとラピスプロトタイプをフィギュア化してくれました。
なんと可動モデル。しかも飛行形態への変形が再現されています。
パシフィクス |
- パシフィクス
全長1m50-2m程度の自律体です。
体は半有機、半無機で体の構造、制御系は人体のシステムに良く似ています。 元々「人間」を参考に作られているので当然と言えば当然ですが。
パシフィクスは人間のように意思を持ち、発想力や応用力にも優れ、感情らしきモノも感じさせてくれます。
運動は繊維を伸縮させる事で行い、そのエネルギーはイオ・ミトコンドリアと機械的ジュネレータから常時供給されます。
体は非常に強靭で、崖から突き落としたり、海に沈めても平気です。銃で撃たれればさすがに傷付きますが、5、6発食らったからといって死ぬわけではありません。傷は時間が経つと人間と同じように少しづつ治ります。
パシフィクスは人間に対し基本的に忠実で従順ですが、無論例外も存在します。
- 開発経緯
-準備中-
- パシフィクスの仕事
彼(彼女)らは非常に運動性に優れ、細かい作業も得意です。それになんといっても頑丈なため、主に危険が伴う仕事や作業に従事しています。
警察、消防等が良い例ですが、現在最も多くのパシフィクスが従事しているのは軍事です。
そしてSeventhSkyでは軍事に従事するパシフィクスを主人公としています。
- 世間とパシフィクス
パシフィクスへの世間一般のイメージは良好です。人型で親しみ易いですし、ニュースを始め各メディアで映画の如きアクションを見せてくれるので、お茶の間でも意外と人気があります。
しかし、ほとんどのパシフィクスを国家・企業が所有しており、そのうえ特殊な任務についている場合がほとんどですから、一般人がパシフィクスを実際目にする機会はあまりありません。
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パシフィクスのマメ知識 |
「軍に新規配備された新米パシフィクス」
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パシフィクスとフレーム |
パシフィクス |
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ドール・フレーム |
パシフィクス・ドール |
パシフィクスは素でも頑丈かつ機敏です。しかし、その潜在的な余りあるポテンシャルに比較すると体が脆弱であるという問題があります。言うなれば出力過多で、全力を振るうと自壊を招きます。
そのため全力でダッシュすれば足が折れ、剣を振ったら指がなくなるという状況で、当初はその能力を発揮しきれませんでした。
さらにいかな優秀な能力を持つとはいえ、戦闘での特性は「強力な歩兵」にすぎませんでした。
その問題を解決するために開発されたのがフレームと呼ばれる外骨格式強化装甲で、パシフィックが融合装備する事により パシフィクスの骨格、皮膚、内臓機関、武装、ジュネレータ、スラスターとして稼動し、パシフィクスのポテンシャルを存分に引き出します。
この事でパシフィクスは単に「強力な歩兵」ではなく、空前絶後の最強兵器として戦場に登場する事になります。
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フレームの分類と呼称 |
パックドレス |
単にドレスとも呼ばれます。
機能的にはフレームとほぼ同じですが、GDDを織り込んだ布状の素材を多用している所がフレームとの相違点です。
構造的にパシフィクスへの融合特性に優れるため、フレームの下にインナーとして着こみ性能強化とフレームへの融合触媒として活用されています。
単体ではフレームと比較すると装甲として弱く、機能特性を持たせづらいというデメリットがありますが、パシフィクスの性能を純粋に引き出すという点では最も優れています。 |
ドール・フレーム |
小型かつ、人型のフレームを指します。
ドール・フレームを装備するパシフィクスを「パシフィクス・ドール」と呼びます。
ドール・フレームにはあらゆるタイプが存在し、このフレームを装備するパシフィクスが戦場の主力となります。 |
ラム・フレーム |
大型かつ、人型でないフレームを指します。
ラム・フレームを装備するパシフィクスを「パシフィクス・ラム」と呼びます。
拠点侵攻や、大型戦艦の撃破、攻撃時の衝撃力として戦場に登場します。
防御力より、火力に重点を置かれたものが多く、武装のハリネズミのようなものが多いです。
購入、維持ともに相当なコストがかかりますが、イェーガーほど珍しい存在ではなく、大きな戦場では1,2機ぐらいは見ることができます。 |
イェーガー・フレーム |
大型かつ、人型のフレームを指します。
イェーガー・フレームを装備するパシフィクスを「パシフィクス・イェーガー」と呼びます。
拠点制圧の切り札であり、その装甲と火力はいかなる存在も寄せ付けない、というよりは比較にならない性能を持っています。
小型で超機動性を発揮するパシフィック・ドールは比較的苦手とするため、通常8機のドールが護衛につくのが一般的で、 肩にパシフィック・ドールを乗せて侵攻するイェーガーは戦場の最終兵器として恐れられています。
しかし、イェーガーを装備する部隊も、それを制御できるパシフィクスも、出動させるような局面もそうそうはないので、戦場で目にする機会はほとんどありません。
さらに、イェーガーは出撃させるだけで一国の軍事予算を食い尽くすような代物で、ただ維持するだけでも困難なフレームです。そのうえ、これほどの飽和火力を一点に投入する戦局もほとんど考えられません。99%の局面ではラム・フレームで事が足ります。
そういうわけで実際に戦場で出会う機会はほぼありません。
しかし、もし戦場で合間見える事があったならば・・・運が悪かったと思うしかありません。
0A6年の戦役に投入されたパシフィック・イェーガーは、振り上げたブレードで軌道上の軍事衛星を3機叩き落とした上に、なぎ払った刃先で200km先の軍事拠点を全長4kmのクレバスにしたという記録が残っています。 |
laphis(ラピス) |
名称 |
ラピス |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
カノーテラス社 |
用途分類 |
軍用 |
コメント |
軍用フレームメーカーであるカノーテラス社のフラッグシップモデルとして開発された高機能ドール・フレーム
高価な高純度ジレッドHGDDをフレーム構造基部に多用することで、基本性能は非常に高くまとめ上げられている、またHGDDを多用した事で実質的にかなりの重装甲機体で、 武装はカノーテラス社の十八番である崩壊式収束砲x2とフィーズ速射機x1、さらにパラサイト運用能力も持ち合わせている。
特筆すべき機能として可変機能を持ち、単機による浸透攻撃も可能となっている。
カタログを見ると欠点が見当たらないフレームであるが、実運用にはかなりの問題がある。
まず、フレーム融合率が最悪でだれでも装備可能というわけではない。さらに変形機構をもつため完全融合装備が前提となり、これはかなりの時間とコストがかかる事を意味している。
最も重大なのはHGDD多用によるコスト増大で、1機で各国の主力フレームを1中隊(12)揃えた上に一年間の管理・運用コストをまかなえる程のコストが必要になる。
ただラピスフレーム開発はカノーテラス社の技術実証機的な意味合いが強く、コストは無視されたものと思われる。
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laphis_prototype(ラピス・プロトタイプ) |
名称 |
ラピス・プロトタイプ |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
カノーテラス社 |
用途分類 |
軍用 |
コメント |
軍用フレームメーカーであるカノーテラス社のフラッグシップモデルとして開発された高機能ドール・フレーム。その先行量産型。
実験機としてラピス量産の前にロールアウトし、2機が実戦テストに投入されている。
基本性能はほとんど量産型と変わりがない。 |
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redBeryl(レッドベリル) |
名称 |
レッドベリル |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
カノーテラス社 |
用途分類 |
軍用 |
コメント |
大型艦の撃破や、火力支援を目的に開発されたフレーム。
中距離での火力に重点がおかれており、全範囲攻撃や拡散攻撃などを備え、敵の戦力をまるごと削ぎ落とす事ができる機体です。
また装甲も厚く、生半な攻撃では撃破することも難しい。
ただし、運動性はそれほどでもないため、パシフィクス同士の格闘戦に持ちこまれると厳しい部分があります。
しかし、通常はレッドベリル・グリーンベリル・ツインテールの3機による相互支援運用が基本となるため、それ程問題視されていません。 |
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greenBeryl(グリーンベリル) |
名称 |
グリーンベリル |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
カノーテラス社 |
用途分類 |
軍用 |
コメント |
レッドベリルの姉妹機で、開発コンセプトは「狙撃手」。
主武装はテールフィーズレールガンx1で長大な射程を持ち、収束射出では一撃必殺の威力を持ちます。 また左腕にはフィーズグレネーダーx1を装備し中距離でかなりの火力を発揮できます。
レッドベリルに比較すると装甲は薄めで、運動性も並程度です。あまり戦闘前面で勝負できる機体ではありません。
ただ他の機体を伴って現れると、非常に厄介な機体ではあります。 |
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zeroType32_Custom(零式32型・改) |
名称 |
零式32型・改 |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
八菱重工 |
用途分類 |
軍用 |
コメント |
一世代前の型である零式32型に改造を施したフレームで、近接戦闘能力と運動性に優れ、格闘戦では無類の強さを誇ります。
ただし、装甲と耐久力が非常に脆弱な上、基本射撃武器は7.7mmミニガンのみで中-遠距離での戦闘には不安が残る。
持久戦では圧倒的に不利になる、リスキーな機体。 |
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mion(ミオン) |
名称 |
ミオン |
分類 |
ドール・フレーム |
開発 |
レッドアイ社 |
用途分類 |
民用 |
コメント |
世にも珍しい民用に開発されたドール・フレーム
用途は巨大テーマパーク「ビックエンター」のアトラクション要員兼パーク警護でした。
開発したのは中堅フレームメーカー「レッドアイ社」で、立派な軍用フレームメーカーです。
このメーカーは特殊なフレームを開発する事で知られており、特に世界初のイーサー・フレーム「ハーケルピュアーネ」はよく知られた存在です。
軍用メーカーがテーマパーク用フレームを開発した経緯には不明な点が多いのですが、「ビッグエンター」のCEOがレッドアイ社創設当時からの大口出資者であった事、「ビッグエンター」のCEOがかなりのパシフィクスマニアだった事が大きな要因だと思われます。
無論、開発・購入費用について「ビッグエンター」の株主から猛反発がありましたが、彼は押しきってテーマパーク用フレーム開発と10体のフレーム発注を承認させます。(彼が実際にかなりの敏腕で、ここ最近の株価上昇が追い風になったといわれています)
実際に導入された10体は予想以上に好評で、TVや新聞でも大きく取り上げられ、導入から3ヵ月で入場者数は40%もの伸びを記録しました。
しかし、突如としてこのCEOは解雇され、運用されていたフレーム10体のうち7体は売却されます。
原因は開発・購入費用があまりにも莫大だった事で、独断先行が目立っていたCEOはこれを好機と費用がかさむパシフィクスと共に排除されました。
このフレームの性能は公にされていません。しかし、開発元がレッドアイ社であるため、いろいろ怪しい性能を秘めているのではと噂されていますが、売却されたフレームは各所に流失し所在は不明なものがほとんどです。
ある街では、このフレーム装備のパシフィクスが郵便配達をしているという話しもあります。 |
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